バトルは続く

土曜日の夕方からDa Vinciくんとバトルを続け日曜の夜にやっと勝利しました。

そろそろ一番大きな顔パーツを印刷(?)しようと、まずはいつものキャリブレーション。これにはだいぶ慣れてきました。ダイヤル一回転で数値が50とかどこかに書いていましたが、ほんの数ミリ回すだけで50くらいすぐ動きます。鉄則は「ほんの少し」・「1ダイヤルづつ」です。キャリブレーション1回に時間がかかるからといって欲を出していっぺんにあわせてやろう、と考えるとダメになる一方です。
あと、いい感じだったのにいきなりERRとか2桁の数値になったときは、ダイヤルを触らずそのままもう1回キャリブレーションすると、元に戻ったりします。なんだそりゃ(-_-)
今回は数回でセイコウ。

で、顔パーツですが、以前にも印刷(?)しようとしてスライスが失敗し断念していました。きれいにしようと積層ピッチを0.1mmにし、かつ密度を上げて強度も出して、と欲張りな設定をすると、XYZwareのスライスが、散々待たされたうえ(15分くらい)「できません」と言われます。積層ピッチは0.3mm、密度を低(つまりはデフォルト値)にすると成功。先哲のブログで調べましたが、よく見るとXYZprintingのFAQにも書いていました。

しかも印刷(?)品質は、0.1mmがよいかというとそうでもありません。「透明」なPLAが、0.1mmだと変に白くなってしまい、0.3mmのほうがきれいです。(それでも「透明」には程遠いですが・・・)
また密度「低」は10%で、すかすかのはずですが、高密度とくらべてもろそうというわけでもなくほとんど変わりません。高密度だと、サポート材を取り除くのにとても苦労するし・・・
つまりは製品として、デフォルト値に最適化されているのかなと思いました。

デフォルト値で印刷を開始すると、予想時間が20数時間と表示されたのであきらめ(本当は夜中も印刷し続けたいのですが、昼にやっても「うるさい」といわれるので・・・)、もう少し早そうな首パーツ(予想時間5時間程度)に切り替えて印刷をはじめましたが、今度はヘッドが動くときに「カチカチ」と異音がするので見てみたらエクストルーダーからフィラメントがほとんどでず、プラットフォームにはうっすら線は引かれるものの、まったく積層されていきません。
「ノズルヲクリーニング」したり「キャリブレーション」をやりなおしたりと考えつくことをやりましたが改善せず、この日は惨敗のまま就寝( ;∀;)


翌日も、バトルは続き改善が見られない中、フィラメントがつまっているのかな?ということでこれをみて一度アンロードしてみようと思いつきました。ところが「フィラメントヲコウカン」から「アンロードフィラメント」で、フィラメントを途中までは抜くことができましたが、「カチカチ」と印刷(?)のときと同じ異音がしてそれ以上抜けなくなってしまいました。手で引き抜こうにも途中でひっかかている感じで、力まかせに引き抜いてみましたがびくともしません。

ロードとアンロードを繰り返しすうちに何とか引き抜けましたが、ロードしても印刷(?)状態が変わりません。サポートに連絡しようかな、と考えはじめて最後に、フィラメントをPLAからABSに交換することを思いつきました。

交換してみると、プラットフォームの温度がどんどん上がっていきます。ついに温度センサーまで壊れていよいよサポート行きかと、電源をいったん切って先哲の情報を検索したところABSは、PLAより高い温度が必要とのことで一安心。

ここまで半日かかって印刷(?)をはじめたのが昼1時ごろです。カチカチいわなくなった理由は不明ですが、緑色できれいに積層されていきます。
夕方6時ごろついに出来上がったのがこれ。

 

よくわからないと思いますが、サポート・ラフトを取り除いたのがこれ。

 
サポートの残骸がこれ。残骸のほうが多い感じ。
こうしてようやくバトルは終わりました。やりました。

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